2018年度及び2019年度の取組状況
1. 顧客本位の業務運営に関する方針の策定・公表等
当社は、お客様本位の業務運営を実現する為、全社で本取組方針の浸透・徹底に努めてまいりました。
2018年度及び2019年度の取組状況について検証を行いましたので、以下の通りご報告致します。
なお、本取組状況の検証結果に伴う本方針の見直しは不要と判断しております。
2. 顧客の最善の利益の追求
MPRの外部成長(2019年度までに2,000億円)目標を2018年8月末の時点で達成しました。
また、投資委員会を2018年度は16回、2019年度は13回(2020年2月末時点)開催し、内部成長の実施、安定的な利益分配の実現に向け、努めてまいりました。
3. 利益相反の適切な管理
利益相反取引が生じるリスクが高い利害関係者取引は、2018年度は13件、2019年度は8件(2020年2月末時点)確認しており、コンプライアンス委員会を2018年度は9回、2019年度は8回(2020年2月末時点)開催し、利益相反取引が生じていないことを確認しました。
その他、自主ルールに基づき管理態勢を適切に運営してまいりました。
4. 手数料等の明確化
当社は、お客様から収受する運用報酬等の手数料の詳細について、適切にお客様へ情報をご提供するよう努めてまいりました。
5. 重要な情報の分かりやすい提供
当社は、投資判断に影響を及ぼすと思われる重要な情報を正確かつ公平にご提供、公表するよう努めてまいりました。
6. 顧客にふさわしいサービスの提供
当社は、MPRの投資主様をはじめ、お客様の取引目的・ニーズの把握に努め、それに沿った資産運用を行うべく努力し、
また、そうした資産運用の状況がお客様に分かりやすく伝わるよう、IR活動に注力するよう努めてまいりました。
7. 従業員に対する適切な動機づけの枠組み等
当社は、高い企業倫理観に基づく誠実かつ公正な業務の遂行、高度で専門的な知識に支えられたクオリティの高いサービスの提供をすることで、
お客様の利益の最大化を図ることが、重要な課題として認識し、高い専門性と規範性を身につけさせるため、従業員に対する教育や研修を継続的に実施してまいりました。
また、当社の取締役会で承認されたコンプライアンスプログラムに基づき、全従業員を対象としたコンプライアンス研修を定期的かつ継続的に実施し、ガバナンス体制の向上に努めてまいりました。
8.成果指標
本方針の定着度合いを評価する為、成果指標(KPI)を以下の通り、設定致しました。
① IR:MPRへの機関投資家とのIRミーティングを1期あたり延べ80社程度行います。
② コンプライアンス委員会:年間4回以上開催します。
③ 投資委員会:年間12回以上開催します。
④ 内部監査:外部の専門家を起用し、年間1回以上実施します。